【例会報告】第254回例会 大坂峠古道

日程: 2022年10月30日(日)

場所:鳴門市北灘町 大坂峠

参加者:会員13

義経も駆け抜けたといわれる大坂峠古道を訪れました。

東かがわ市坂元の大坂峠古道の案内板をスタートして、峠までの登りを古道、下りを明治以降に整備された旧道に沿ってあるきました。案内板によると大坂峠古道が讃岐坂元と徳島板野を結ぶ主要道であったことが書かれています。古道起点に立つ文化14年建立の『寿可多美乃地蔵(すがたみのじぞう)』の台座には大きく「右大坂道」と刻まれ、ここから大坂越えが始まることが判ります。

                 
                寿可多美乃地蔵

左 なる戸(鳴門)   右 大坂道


大坂越えの古道は文化庁の『歴史の道百選』にも選ばれていますが、人はあまり歩いていない様で荒れており残念ではありましたが、時折みられる丁石や水場から峠越えの古道雰囲気を感じることができました。

大坂峠周辺は広く拓けており、明治年代には『豆茶屋』『吟味所(番所)跡』『大師堂』があったとのことでその形跡を見ることが出来ました。

大坂峠にて

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