【例会報告】第257回例会 居敷越

日程:2023年3月5日(日)

場所:海部郡海陽町中山居敷 居敷越

参加者:会員17

居敷越は海陽町中山居敷と宍喰町那佐を結ぶ峠です。この地域では、江戸時代に土佐街道でもあった馬路越と共に物・人の往来にとって重要なルートであり、戦後まではたくさんの人が利用していました。

今回は北側の中山居敷から峠を越え、南側の宍喰那佐へ抜けるコースを歩きました。峠みちに取りつく前に、雨乞いの慣習が残る明神谷の轟の滝に立ち寄りました。冬季の為、水量が少なかったのが残念ですが綺麗な谷川沿い歩きを満喫することができました。

谷川を越えて

轟の滝にて

居敷越えは標高142ⅿと手軽に峠歩きが楽しめるコースです。事前に会員がシダ刈りなど整備していたので道は歩きやすく、予定よりも早く峠へ辿り着きました。

峠には二体の地蔵が祀られています。大正時代建立の地蔵と伝わっています。現在の峠は防風林に覆われて見晴らしは悪いですが、大正期は那佐湾が一望できたのでしょう。

居敷越の地蔵

峠で昼ごはんとしました。恒例となった副会長による峠カフェや、撮影・歓談で峠滞在を楽しみました。(副会長いつも有難うございます)

峠時間を愉しむ

峠行の後、牟岐町立図書館で開催中の『阿波の峠を歩く会 写真展』を訪れました。徳島県内の峠にある石造物を会員自らが撮った写真と紹介文をパネルに掲載しています。





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